10423980_802885493134683_1324543300491153891_n 紀伊國屋書店札幌本店が4月8日で開店10周年を迎えたことを記念し、11日(土)と12日(日)の2日間にわたりイベントが行われました。
抽選会や福袋販売、妖怪ウォッチ「ジバニャン」写真撮影会や洋書・洋雑誌20%OFFバーゲン等々、盛りだくさんの企画でした。

この10年間で書店業界は大きく変わりました。地元の独立系の書店が街の中心部から消え、大型チェーン店の撤退、開業等々も繰り返され、店内の様相も大きく変わり始めています。
以前から書店でCDや文具等々、第三商材を扱う店はありましたが、最近では大手書店が、積極的に利益率の高い第三商材を扱い始めたようです。
電子書籍やそれを読むリーダーを販売しているハイブリット型書店も増え、喫茶店を店内にオープンさせる書店もめずらしくありません。
大型店では、イベントスペースを設け、絵本の読み聞かせ、トークショー、サイン会、展示会等々、お客様を集客するための企画が益々多くなってきました。
この10年間に業界の商習慣が少しずつ変わり、業界内のパラダイムも変化し始めたといえるかもしれません。今後も書店のビジネスモデルは大きく変化していくと思われます。(Y)