takehebi2 昨年は、正月早々から何かにつけ「創業100周年」を呪文のように言い続けてきた1年間だった。おかげさまで多くに皆さまに叱咤激励のお言葉をいただき、あらためて私を含め社員一同、100年の月日を積み重ねてきた歴史の重みを実感させていただいた。  私たち印刷人が描いている印刷新時代は、たとえ景気がよくなっても、印刷需要が1990年代並みに回復することはない。2000年以降の印刷業はもはや成熟した産業であり、GDPに比例して成長する業界ではないということだ。そのことを強く強く肝に銘じることが肝要だ。
 2013年は、弊社にとって創業101年の新たなスタートの年となる。少々意識過剰と言われるかもしれないが、「印刷新時代を創るー。」そんな高い意識で臨みたいと思っている。