釧路プリンスホテルで昼過ぎから始まった「記念講演」には600人を超える聴講者。演題は『中小企業は地域経済を支える主人公~企業には必ず「売り」と「強み」がある~』。「富士市産業支援センターf-Bis 」センター長の小出宗昭氏が自ら関わった様々な成功事例を挙げ講演された。
 その後、10の分科会に分かれ、私が参加したのは偶然にも空きがあった第9分科会。テーマは「地域資源の活用で新分野進出」でバイオテックジャパン㈱の工藤社長と工藤社長の事業をサポートされてきた長江建材㈱に長江会長のお二人。サケの鼻軟骨から「プロテオグリカン」を抽出し、化粧品や健康食品等の分野に進出しているベンチャー企業だ。今年の2月にものづくり日本大賞の「内閣総理大臣賞」を受賞している。
 初めての全道集会で戸惑うことが多かったが、懇親会でも多くの方々とお話しする機会を得、大変有意義な1日を過ごさせていただいた。ご尽力いただいた同友会釧路支部の皆さんは勿論のこと、熱心に参加を進めていただいた札幌支部の細川さん!ほんとうにありがとうございました。(林下)