2012年11月27日(火)、日販北海道支店にて、第3回さっぽろ電子書籍流通検討会が開催されました。11出版社から13名と中央図書館様、アドバイザー、事務局合わせて20名の参加が得られ活発な議論が交わされました。
 当日は「著作権契約・印税の管理」に関する講演が予定されていましたが、悪天候のため航空便の欠航が相次ぎ、講演者が間に合わず、次回の予定とされました。
 会も3回目となり、様々な発言がありました。当会の位置づけ・役割について、電子図書館の閲覧・配信システムの仕様についての疑問、継続的な制作体制の問題、書籍系と雑誌系の出版社の相違、B to C自体への懐疑、それぞれの出版社の厳しい経営環境の話や、図書館への要望、図書館からの要望等々、具体的ではありますが、かなり話題が錯綜しました。
 アドバイザーの小磯修二・北大特任教授から、「電子図書館への協力」の話と「それを機会に集まった出版社たちの地域におけるビジネスモデル構築」の話を区別して議論しようという提案があり、次回は話を整理して先に進める確認をして散会しました。次回は12月18日(火)の予定です。